2008年11月5日水曜日

アメリカ大統領選について思う(6):オバマを選べたのは、ブッシュ政権の貢献

すでに報道されているように、バラク・フセイン・オバマ候補(上院議員)が、次期アメリカ大統領に選ばれました。黒人初のアメリカ大統領であり、40代と年齢も若い指導者の誕生です。
誰が10年前に、黒人の大統領がこんなに早く生まれると思ったでしょうか。

ヨーロッパの各都市では、選挙速報を見るパーティーなどが行われていました。もちろん基本的には、オバマ候補を応援するものなのですが。

私が思うに、ブッシュ政権の貢献は非常に大きいと言えます。すでに別のところで述べたように、これだけ失態を繰り返した結果、アメリカ政治とブッシュ政権の問題が非常にクリアになったことなくては、オバマ候補が選ばれることはなかったといえます。要するにブッシュの失態が、オバマ大統領を生んだのです。

誰の目からも問題を認識するようにするということは、政治的進歩にとって、非常に重要なことのなのです。実は私は、このことこそを、麻生太郎総理に期待しているのですが。

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