2008年12月26日金曜日

ニューヨーク・ヤンキースの投資予測

ニューヨークの大リーグ球団、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)は、常に大リーグの総額での最高年俸を更新していながら、タンパベイ・レイズボストン・レッドソックスとの競争に敗れ、2008年度はプレーオフへの進出を逃す結果になりました(大リーグの場合は、リーグの中での各地区での2位のチームのうち最高勝率のチームがプレーオフに出れる、ワイルドカードという制度があります。ワイルドカードを入れれば、かなりのチームがプレーオフに絡む可能性が残るので、商業的には非常に良くできた制度です)。

今年の補強なのですが、まずメジャーで最高の左腕の一人である、CC Sabathia投手(前ミルワーキー・ブリュワーズ)と7年161ミリオンUSDで契約、A.J.Burnett投手(前トロント・ブルージェーズ)とも、5年82.5ミリオンUSDで契約しています。

さらにMark Teixeira一塁手(前アナハイム・エンジェルス)とも、8年180ミリオンUSDで契約に成功したため、Alex Rodriguez三塁手Derek Jeter遊撃手らを入れると、とんでもない年俸総額になるわけです。なんとManny Ramirez外野手(ロサンゼルス・ドジャース、前ボストン・レッドソックス)の獲得まで視野に入れているとされ、これら補強のため、松井秀喜外野手のトレードが真剣に議論されているとも、言われています。

とはいっても、お金で補強すれば必ずしもチームが強くなるわけでもなく、ボストン・レッドソックスやタンパベイ・レイズのように、若手とフリー・エージェントで獲得した選手が混在しているチームのほうが、実際には強いように見受けられます。はたしてヤンキースの投資が見返りをえられるかどうか、要観察です。

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