2008年4月12日土曜日

私が問題にしている記事

以下について、鈴木氏が90年代後半に主導した投資活動は、すべて破産に終わって、株主価値に損害を与えた。2000年代に入っても、前述のExponent Photonics社や、Radiant Images社の投資など、全く成果を挙げていない。それにも関わらず、このような記述を世間に垂れ流している事自体が、株主に対する背信ではないか。

すでに別のところで詳しく述べたように、HOYAが高収益企業になったのは、フォトマスクしかり、マスクブランクしかり、ガラス磁気ディスク基盤事業しかりで、80年代までの技術開発の成功に負っているからであって、ベンチャー投資や社外取締役制度は、そのこととはまったく関係ない。

編集長インタビュー  HOYA社長●鈴木 洋( 2003/10/18 ) 
interviewer●辻広雅文(本誌編集長) 
http://www.arukikata.ne.jp/daigaku-net/news_152.html

――米国の社長時代、ベンチャーへ積極投資しましたね。
鈴木 ためになったのは、ベンチャーキャピタルやコンサルタントと一緒に取締役としてベンチャー経営にかかわったことです。それまでの仕事は、HOYAという枠組みの一部にすぎなかった。しかし、ベンチャーは野原にポツンといるのに似て、どこへでも動ける。選択の幅がすごくある。業態転換、撤退、大リストラ、合併、なんでもあり。でありながら、5年先のビジョンはある。非常に異質なおもしろい経験でした。

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