2008年10月29日水曜日

アメリカ大統領選について思う(4):サラ・ペイリン(Sarah Palin)候補の大ヒットについて

アラスカ州知事の共和党副大統領候補、サラ・ペイリン(Sarah Palin)知事が、メディアでヒットしています。以前に私が述べたように、無名知事から大統領になることはしばしばあるので、地方政治は要チェックです。

ペイリン知事の経歴では、1987年にアイダホ大学卒業となっているが、卒業前には、ハワイやアラスカの複数の短大(Community College)で単位を取っているし、名門の高校を出たわけでもなく、弁護士でもないわけで、いわいる中流の白人家庭に育った女性の、典型的な経歴ともいえるわけです。配偶者は高校の同級生のエスキモー出身の男性で、国際石油資本のBP社に勤務しながら、自分の漁業のビジネスを持っており、5人の子持ちで、高校生の長女の娘さん(ブリストル(Bristol)ちゃん)は、なんと妊娠中で、相手のレビ・ジョンストン(Levi Johnston)君は18歳のアイスホッケー選手ということが明らかになっている。ミスコンの出場歴もあるとか。 ヌード写真の流出という噂もあった。

そういった経歴でも、政治の表舞台に立てる可能性がある、そういった流動性がアメリカ政治には、あるのです。もしあなたがアメリカの短大に留学すれば、こういったおねえちゃんと、いい仲になれる可能性もある、実際にそうなる現実性がありそうな女性なのです。

しかしこれほど国民の関心を集め、しかもテレビの視聴率の取れる候補は、先にも後にもなかなか現れないですよ。アメリカにおけるみのもんたこと、オブラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)なみの視聴率の稼ぎ方で、ビリオネイヤーにもなれるかもしれない。なんといっても、政治が少なくとも広い関心事になっていることだけでも、日本人としては羨ましい限りです。ペイリン知事に匹敵するキャラクターは、日本政治にいるでしょうか。

せめてもの、私の小沢一郎氏への次期選挙でのお薦めは、蓮舫(れんほう)民主党副代表案(勝谷誠彦氏が以前に言及)。台湾系の出自をもっていることは、歴史問題の対話を行うのに、日本の国益にとって有利に働く可能性ありでしょう。 日本社会への影響力を考えると、村上ファンド村上世彰氏やUSENの宇野康秀社長も台湾系だ。日本社会では、もう華僑の力は無視できないわけだから、少数派の出自を持っている人たちをどう日本社会を良くするために使えるか、真剣に検討するべきだ。 別に大リーグのワイルド・カードを争っているチームみたいに、急遽、ニューヨーク大学経済学博士でもある佐藤ゆかり氏を引きぬいても、民主党副代表にするのも、いいと思うけど。

いずれにしても、政治がバラエティー番組化することは、政治への無関心よりも、おそらく良いことなのです。 だから私としては、一刻も早く小沢ガールのPVを作って、ユーチューブで流してほしいわけです。

副大統領候補、美人コンテスト出場時のビデオを拝見
共和党の副大統領候補Sarah Palin氏に関しては、すでに驚きの画像があるが、先週末にはまた別の驚きの画像がYouTubeに登場した。

ペイリン氏、TV界に転身?=選挙敗北見込み獲得戦略-米紙
【ロサンゼルス24日時事】米テレビ局幹部らが、共和党副大統領候補のペイリン・アラスカ州知事を大統領選後、トーク番組司会者やニュース番組のアンカーなどに起用する戦略を練っていると24日付の芸能専門紙ハリウッド・リポーター(電子版)が報じた。エンターテインメント業界は同党大統領候補マケイン上院議員の敗北を予想しつつ、視聴率が稼げるペイリン氏の獲得に乗り出す構えだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿